雨の中の帰り道
2002年10月19日ふと、「才能」について思ったことがあったのです。
いや、正しくは「才能」についてじゃないんですが・・
私の「才能」とは何だろうと考えたのです。
絵も描けず、まして文才なども無く、長年続けているピアノも一向に上達せず、なにも秀でているものなど無いのではないかと思ったのです。
私の友人に「O」と言う者がいまして、
絵も描ければ小説も書き、作曲もし、歌も上手いのです。―普段はこんなこと絶対に言いませんが―
まぁ、少々変わってはいるのですけどね。
そういった才能を持っている人を
羨ましいと思うことが多々あります。
何故、私には無いのかと。
だけれども
私は「私」でなければ
私のことを好いていてくれる方々は
今のような付き合いは無いんじゃないかと。
オン、オフ共々付き合いの有る神無さんとは
とても気が合うのですが、
気が合うといいますか・・・
同時に同じことを言ったり
話そうとしたことが同じ話題だったり
思考回路が同じなのでしょうか?
―双子は通じ合うと言いますが―まるでソレの様なのです。
そういったことも「私」でなかったらありえないのだなァ、と思うと
「私」で良かったと。
・・・むしろ神無さん有難う御座います(笑)
この嬉しさを乾海SSで表したいと思います(神無さんごめんなさい)
+++++++++++++++++++++++
「ケンカしたんだって?」
「・・・大石センパイ・・」
「乾、ケンカしたんだって〜?」
「・・菊丸・・何?」
ちょっとしたことでケンカした。
何となく気まずくて
しばらく顔を合わせていない
「珍しいね、ケンカするの。」
「・・・ッス。」
「ウチだったら“またか”で済むんだろうけど、
普段仲が良いだけにみんな心配してるよ?」
「乾達がケンカするの珍しくにゃい?
ウチはいつものことだけどさ〜。」
「そうだね。」
ウチ、というのは菊丸英二と大石秀一郎のこと
仲は良いのだけれど、ちょっとした菊丸の我侭でケンカは絶えない。
「乾先輩がいけないんスよ。」
「・・きっと、乾も同じ事言ってるよ。」
「?」
「今、エージが向こうに行ってるんだ。」
「スミマセン・・迷惑かけちゃって。」
「言っただろう?みんな心配してるんだよ。」
「海堂が悪いんだよ。」
「・・きっと海堂も同じ事言ってるんじゃない?」
「?」
「今ね、秀が海堂ンとこいってんの。」
「なんで。」
「みんなが心配してるって事。」
あぁ、やっぱり迷惑かけてる。
「悪いとは思ってるッス。」
「うん。」
「でも、自分から謝るのは・・」
「悔しいんだろ?」
「・・ハイ。」
「悪いとは思ってるよ。」
「だったらさ・・」
「悔しいじゃないか。」
「海堂は、乾のこと嫌いかい?傍に居たくない?」
「・・・・・・・・・・・。」
好きです、いつでも傍に居たいです。
とは、どうも恥ずかしくて言えない。
「乾は海堂事嫌いなわけ?傍に居たくないの?」
「好きだし、居たいよ。」
「ちょっと言いにくいかな・・じゃあ、どうして乾のことが好きなんだい?」
「それは・・」
「じゃあ、海堂のドコが好きなの?」
「乾先輩だから。」
「海堂だからだよ。」
++++++++++++++++++++++
結局は仲良し。
さりげに菊丸と大石も仲良し。
その人だからという意外に理由は無い。
「彼方」だから好き。
いや、正しくは「才能」についてじゃないんですが・・
私の「才能」とは何だろうと考えたのです。
絵も描けず、まして文才なども無く、長年続けているピアノも一向に上達せず、なにも秀でているものなど無いのではないかと思ったのです。
私の友人に「O」と言う者がいまして、
絵も描ければ小説も書き、作曲もし、歌も上手いのです。―普段はこんなこと絶対に言いませんが―
まぁ、少々変わってはいるのですけどね。
そういった才能を持っている人を
羨ましいと思うことが多々あります。
何故、私には無いのかと。
だけれども
私は「私」でなければ
私のことを好いていてくれる方々は
今のような付き合いは無いんじゃないかと。
オン、オフ共々付き合いの有る神無さんとは
とても気が合うのですが、
気が合うといいますか・・・
同時に同じことを言ったり
話そうとしたことが同じ話題だったり
思考回路が同じなのでしょうか?
―双子は通じ合うと言いますが―まるでソレの様なのです。
そういったことも「私」でなかったらありえないのだなァ、と思うと
「私」で良かったと。
・・・むしろ神無さん有難う御座います(笑)
この嬉しさを乾海SSで表したいと思います(神無さんごめんなさい)
+++++++++++++++++++++++
「ケンカしたんだって?」
「・・・大石センパイ・・」
「乾、ケンカしたんだって〜?」
「・・菊丸・・何?」
ちょっとしたことでケンカした。
何となく気まずくて
しばらく顔を合わせていない
「珍しいね、ケンカするの。」
「・・・ッス。」
「ウチだったら“またか”で済むんだろうけど、
普段仲が良いだけにみんな心配してるよ?」
「乾達がケンカするの珍しくにゃい?
ウチはいつものことだけどさ〜。」
「そうだね。」
ウチ、というのは菊丸英二と大石秀一郎のこと
仲は良いのだけれど、ちょっとした菊丸の我侭でケンカは絶えない。
「乾先輩がいけないんスよ。」
「・・きっと、乾も同じ事言ってるよ。」
「?」
「今、エージが向こうに行ってるんだ。」
「スミマセン・・迷惑かけちゃって。」
「言っただろう?みんな心配してるんだよ。」
「海堂が悪いんだよ。」
「・・きっと海堂も同じ事言ってるんじゃない?」
「?」
「今ね、秀が海堂ンとこいってんの。」
「なんで。」
「みんなが心配してるって事。」
あぁ、やっぱり迷惑かけてる。
「悪いとは思ってるッス。」
「うん。」
「でも、自分から謝るのは・・」
「悔しいんだろ?」
「・・ハイ。」
「悪いとは思ってるよ。」
「だったらさ・・」
「悔しいじゃないか。」
「海堂は、乾のこと嫌いかい?傍に居たくない?」
「・・・・・・・・・・・。」
好きです、いつでも傍に居たいです。
とは、どうも恥ずかしくて言えない。
「乾は海堂事嫌いなわけ?傍に居たくないの?」
「好きだし、居たいよ。」
「ちょっと言いにくいかな・・じゃあ、どうして乾のことが好きなんだい?」
「それは・・」
「じゃあ、海堂のドコが好きなの?」
「乾先輩だから。」
「海堂だからだよ。」
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結局は仲良し。
さりげに菊丸と大石も仲良し。
その人だからという意外に理由は無い。
「彼方」だから好き。
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